最近、暑くなったり急に気温が下がったりと身体の疲れが取れにくい日が続き体が冷えて固くなってしまっているかと思います。
体が冷えて固くなると免疫が低下します。
体の免疫力が低下すると、ウイルスに対する抵抗力も低下します。特に、急激な温度差が免疫系にストレスを与え、その結果、風邪を引くことにつながります。
例えば、体温が低下し血流が悪くなると、鼻や喉の粘膜が乾燥し、ウイルスの侵入を許してしまいます。
また、梅雨の時期は湿度が高いため、外での活動が減ることから、運動不足による体調不良も考えられます。運動不足は免疫機能の低下を引き起こし、風邪を引きやすくなる要因ともなります。体が疲れを感じると、免疫機能も低下します。
そのため、質の良い睡眠をとることは、風邪予防には不可欠です。特に、寝る直前にスマートフォンやパソコンの画面を見ると、ブルーライトの影響で睡眠の質が低下することがあります。就寝前の1時間はリラックスタイムとして、読書やストレッチなど、心身ともにリフレッシュできる時間を持つことをおすすめします。
風邪予防に効果的なツボ
ツボ押しは、古くから用いられている体調管理法の一つです。風邪を予防するために効果的とされるツボがいくつかあります。
例えば、「合谷(ごうこく)」というツボは、手の甲の親指と人差し指の間にあり、ここを押すことで免疫機能が向上すると言われています。このツボは風邪の初期症状にも有効とされていますので、気になる症状が出た時に押してみると良いでしょう。
また、「百会(ひゃくえ)」というツボは、頭のてっぺんに位置しており、全身の気の流れを整える効果があります。ここを軽く押したり、マッサージすることで、リラックス効果を得ることができ、ストレス軽減にも役立ちます。自宅で簡単にできる方法として、お風呂に入った後や就寝前にツボ押しを取り入れると、効果的でしょう。
首の根元 首を前に倒した時にハッキリ触れる背骨があります。首を後ろに倒した時には触れなくなる背骨のすぐ下に「天柱」というツボがあります。
そのツボは自律神経や呼吸器に影響があるツボでそこを温めたり、ツボ押しをしていただけると風邪の予防になったり回復が早まることがあります。
かなり不安定な時期ですので体調にお気をつけてお過ごしください。